メルカリでバイクを安全に売る全手順|買取店+5万円をリスクゼロで実現する完全ガイド

メルカリでバイクを安全に売る全手順|買取店+5万円をリスクゼロで実現する完全ガイド

「大切に乗ってきた愛車、買取店の査定額を見てガッカリしませんでしたか?」

私も元バイク買取店の店長として、多くのお客様の査定に立ち会ってきました。正直に申し上げます。店舗には広告費や在庫リスクがあるため、どうしても「本来の価値」より安く買わざるを得ないジレンマがありました。

しかし、メルカリならその「中間マージン」をすべてあなたの利益にできます。「個人売買はトラブルが怖い」と不安に思うかもしれませんが、プロが実践している「書類」と「配送」のルールさえ守れば、リスクはゼロに近づけられます。

この記事では、あなたがトラブルを回避し、買取店より5万円以上高く、そしてスマートにバイクを売却するための「最短・安全ルート」を徹底解説します。

この記事を書いた人:サイトウ
サイトウ
元バイク買取店店長
二輪車査定士・中古車流通スペシャリスト

10年以上バイク業界に身を置き、数千台の査定を経験。現在は独立し、ユーザーが損をしないための売却ノウハウを発信中。メルカリでの車両取引実績も多数あり。

目次

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トラブルの9割は「書類」で防げる!最強の戦略『廃車渡し』のススメ

メルカリのバイク取引で最も多いトラブル、それは「購入者が名義変更をしてくれない」ことです。ナンバーを付けたまま渡してしまうと、相手が手続きを怠った場合、翌年以降もあなたに軽自動車税の納付書が届き続けることになります。

このリスクを物理的に遮断する唯一の方法が、「廃車手続き(ナンバー返納)」を済ませてから渡す『廃車渡し』です。

【廃車渡しの安全フロー図解】
1. 出品者が役所/陸運局でナンバーを返納 → 2. 「廃車申告受付書(または廃車証)」を受け取る → 3. メルカリで売却 → 4. 書類を郵送し、車両を配送 → 5. 購入者がその書類を持って自分の地元で登録。

「手続きが難しそう」と感じるかもしれませんが、実は非常に簡単です。125cc以下の原付なら市区町村役場、それ以上のバイクなら管轄の運輸支局(陸運局)へナンバープレートと印鑑を持って行くだけで、その日のうちに完了します。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: バイクを売るなら、必ず「廃車申告受付書」を手元に用意してから出品してください。

なぜなら、廃車済みであれば、万が一配送後に連絡が途絶えても、あなたの元に税金の請求が来ることは絶対にないからです。名義変更を相手に委ねる「預かり金」などの手法もありますが、素人同士の取引では『廃車渡し』が最も確実で、お互いにストレスのない方法です。

配送業者はこの2社だけでOK!レッドラインとBASの賢い使い分け

バイクを売る際、最も注意すべき点は「メルカリ便(らくらく・ゆうゆう)はバイクの輸送に対応していない」という事実です。ご自身で専門の配送業者を手配する必要があります。

多くの業者が存在しますが、個人間取引で信頼性とコストのバランスが良いのは、実質的に「レッドライン」「BAS」の2社に絞られます。

【徹底比較】バイク輸送の2大勢力

比較項目レッドライン (Red Line)BAS (ビーエーエス)
配送方式ドア to ドア(自宅まで引取・配送)デポ止め(拠点間の輸送)
利便性★最高(動かないバイクも相談可)普通(拠点の持ち込みが必要)
コスト標準的★安い(拠点間なら最安クラス)
おすすめ手間をかけたくない忙しい人安さを追求し、拠点まで自走できる人

利便性を重視するなら、自宅まで取りに来てくれるレッドラインが圧倒的に楽です。一方で、少しでも送料を抑えて利益を最大化したいなら、全国にある「デポ」と呼ばれる拠点に自分で持ち込むBASが有利になります。

出品時には「着払い(購入者負担)」に設定し、商品説明欄に「配送業者はレッドラインを予定しています。送料は公式サイトでお調べください」と記載しておくのが、トラブルを防ぐコツです。

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メルカリでのバイク売却に関するよくある質問(FAQ)

現車確認は必ずさせないといけませんか?

必須ではありませんが、高額取引のため推奨します。もし断る場合は、商品説明に「現車確認不可のため、その分相場より安くしています。動画や写真で判断してください」と明記し、後からのクレームを防ぐために「現状渡し(契約不適合責任の免除)」を合意しておくことが重要です。

自賠責保険はどうすればいいですか?

廃車手続きの際、有効期限が残っていれば「解約」して返戻金を受け取ることができます。あるいは、車両と一緒に譲渡することも可能です。譲渡する場合は、保険会社で名義変更手続きが必要になるため、基本的には解約して、購入者には新しく加入してもらう方がスムーズです。

配送中の事故が心配です。

レッドラインやBASなどの専門業者は、運送保険を完備しています。万が一の破損に備え、発送前の車両状態(傷の有無など)を写真で細かく撮影しておくことで、運送会社との交渉もスムーズになります。

まとめ:まずは「廃車手続き」から一歩踏み出そう

メルカリでバイクを売ることは、決して難しくありません。買取店に安く買い叩かれる前に、まずは「廃車手続き」をして、納税リスクをゼロにすることから始めてみてください。

正しい手順を踏めば、あなたは数万円の追加利益を手にし、次のバイクライフをより豊かにできるはずです。愛車を最高の形で次のオーナーへ引き継ぎましょう。

参考文献・出典

自動車・オートバイの取引について – メルカリ ヘルプセンター
二輪車の廃車手続き – 軽自動車検査協会
バイク輸送の料金検索 – 株式会社レッドライン

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この記事を書いた人

メルカリ取引500回超の経験者として、「解決チャンネル」を運営しています。特に複雑な配送ルールや、実際に困るトラブル時の対応ノウハウに特化。実体験に基づいた、信頼できる情報だけを厳選してお届けします。読者の方の「困った」を「解決した!」に変えることが目標です。

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